本日の日記

友人が先日、せっかくの休みだからとプールへ泳ぎにいったらしい。
お盆ということもあってか人はまばらで、1コースほぼ独占状態で彼は泳ぎを堪能した。
しばらく泳いでいるうちに飛び込む音がしたり、左右のコースに泳いでいる人の足が見えたり、子供のはしゃぐ声がして水しぶきもかかったりしてきたので、「やれやれ、夕方近くになって人も多くなってきたな。そろそろ上がるか」と、泳ぎをやめて顔を上げたところ、プールは静まり返っていた。
帰り際監視をしていた人に「自分が最後になっちゃいましたか」と笑いながら声をかけたら、「あなたが泳ぎ始めてから他の人も帰りましたから、一時間、あなた一人でしたよ」と真顔で言われたとのこと。
彼はそこで初めてゾッとしたそうな。